【究極のパーツ】
「Dead Mint」。それは、ヴィンテージ・ギター・ファンにとって、「当時のあるがままのコンディションを維持し、永年に渉り大切に扱われ、コレクションされてきた固体」に与えられる独特の称号です。50年代に産声を上げたエレクトリック・ギターの歴史をたどりながら、私達「Dead Mint Club」は、そこに搭載されたパーツの「機能美」「マチエール」「ルックス」そして「テイスト」の忠実な復刻を目指し、1998年5月、米軍CAMP-ZAMAの麓で創設されました。

70年代中期から一部のギタープレーヤーによって、その価値が広められたヴィンテージ・ギターですが、そのパーツは、永年愛用されることによって、一部が消耗したり、損壊、交換されているものが多くあります。ルックスやサウンドがオリジナルと異なっている場合、オーナーにとっては、市場でオリジナル・パーツを探し出すことは困難を極め、プレイヤーやコレクターの頭痛の種となっています。 
こうしたオーナーの方々が愛器に注ぐ情熱のお手伝いが出来ればと願い、私達は、当時の生産設備、工具、工程、素材を研究し、つぶさに再現し、外観のみにとどまらない、完璧な、「Dead Stock Parts」を復刻しています。
当時の大らかなアメリカを象徴する「長閑なパーツの量産プロセス」に習った私達の製品には、デジタル全盛の現代では表現しきれない、金型の遊びやバリ、贅沢なメタル素材、手間のかかる切削に丁寧な面取り加工、重厚なメッキなど、「マニアのあこがれ」が満載されています。 

「Dead Mint Club」のパーツは、ヴィンテージ・ギターや、ヒストリックコレクション、リイシュー.モデルのオーナーが、ギターとともに当時にタイム・トリップする、ツールなのです




【マニアックなリサーチ】
「Dead Mint Club」では、ヴィンテージ・パーツのスペックを入念に解析し、素材から製造方法までを再現しています。リサーチする対象は、例えばGibson社のKalamazoo工場が閉鎖された時に転売されたデッドストックの部品であったり、仕掛品や、工具の一部、当時の工程写真などです。 これらをもとに、50年代のマニュファクチャリングを熟知した職人のアドバイスやインタビューを辿り、考古学のように、一つ一つを紐解き、再現してゆくのです。研究資料としての豊富な当時の「Dead Mint Parts」。ブランドの由来は、こんな背景からも伝わってきます。



【妥協の無い完成度を誇る再現】
例えばノヴの素材。外観だけでは判りにくい素材の質感ですが、触れると指に吸い付くような静電気の感触、手の平に入れて振ると聞こえる「コロカラッ」という音。当時のサプライヤーであった塗料メーカーまで訪問して分けてもらった、ゴールドのパウダーなど、常軌を逸した拘りが我々のプライドです。ノヴの天面にあらわれる「金型の引け」を出す為の「サイクルタイムや温度設定」。一つ一つが妥協の無い完成度を誇るバックボーンです。 この「スピリッツ」は、「Dead Mint Club」ののパーツすべてに共通する、「再現」へのこだわりなのです。



【Dead Mint Club History】
1998年創設以来、「Dead Mint Club」では、数々のパーツを復刻しています。スタートとなった記念の製品は1999年発売の、「Hat Top Trick」と「Super Real PAFF」で、当時は、ずば抜けた再現性と品質、そして高額なプライスに、国内外のパーツ業界から、驚きの声、多くの反響をいただきました。今日ではポピュラーになったDMCの造語、「ヴィンテージ・レプリカパーツ」も当時は、まだまだ「マニアのためのマニアックなアイテム」だったのです。
90年代は、ヴィンテージギターがポピュラーになると同時に、パーツに関する研究・情報が飛躍的に進歩した時期でした。多くの関連書籍は、ギター本体にとどまらず、搭載されているパーツのスペックにも言及し、マニアの注目とともに、スポットライトがあたるのです。例えば、ABR-1ブリッジサドルが、60年代中期にプラスチック製に移行したことは、外観でも容易に判断できたので、比較的早い時代に周知されました。が、50年代〜60年代にかけて搭載された駒の素材がブラス製であること、58年までの面取り、59年から60年までのシェイプ、70年まで続くすだれ模様などは、当時の生産工程を推測し、加工機にまでさかのぼらないと説明できない詳細スペックで、ごく一部のマニアのトレードシークレットでした。しかし、これらが、サウンド面にまで影響している事は言うまでも無く、ギブソン社が完成度の高いヒストリックコレクションを投入する99年を機に一気にブレイクします。時代のニーズが「Dead Mint Club」のクオリティーとマッチしたのです。



【Dead Mint Clubが開拓者として大切にしている事】
(株)ノース・ウェスト・ミュージック・トレーディング 鷲田直樹
ヴィンテージ・ギターをオリジナルコンディションに保つ必需品として、また現行のヒストリック・コレクションのルックスやサウンドを、よりオリジナルに近づけるためのドレスアップとして、多くのマニアに体験して欲しいと思っています。自分達が欲しいパーツを、究極の再現性で提供し、ヴィンテージの知識や楽しみを、多くの方と共有化したい、このことは名称に”Club"と付いている由縁であります。時間と知識が必要な道程ですが、これからもLimited Versionや、アップグレードを展開し、アメリカやドイツ、イギリスをはじめ、世界中に発信していきます。私達のMade in Japanは、古きよきUSAへのオマージュです。
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